2018年10月02日

【お知らせ】創作意欲がぶっ壊れてました(勝手句帳)

記稿.2018/10/02

 HDR彩に目星が付いて気が付いてみれば
 「勝手句帳」への創作意欲がぶっ壊れていました

 なぜか

 やる気が湧いてきません

 ということで、しばらく中断することに決めました
 残り一年分は、気が向いたらまたやらかします m(_ _)m
posted by 木田舎滝ゆる里 at 09:09 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

【日記】勝手句帳、二年経ちました

記稿.2018/09/15

> ‥これ程にネタに詰まらないとは
> しかも、不思議と、魔法に掛かったように並ぶし


 無論、同じような着目もあるわけですが

 そこはマンガづくりのネタと言うことで、敢えて押さえています
 同じテーマで詠まざるを得ないのがマンガの場面として想定されるわけですから当然です
 「‥また似たようなのが出たぁ」と見た目での解釈は野暮だけですのであしからず

 ‥とはいえ
 時間が経つと、ちょっと判りにくい下手も出ているなぁという点は否めません

 まぁ、詠んだ風景の印象を覚えている程度で、片っ端から忘れています
 この忘れているというのが、量産化において幸いしているとしか思えません


> それにしても


 農業詠みだけで100首できちゃいそうな勢いです
 テーマで100首揃うと、やらかしたくなるのが心情でしょう

 (農家さんが多いという事なのでしょうけれど)

 読み込むほどに、適度に裕福そうな面々の空気が
 こちらとしては痛くてしょうがないんすけど


 句会=高齢&年配=適度に中流を維持の傾向(静岡県の傾向)


 ‥詠まれる程度が大ざっぱにも文学センスほどには近づかず
 とくに「買いくれし」という「くれし」の表現はどうにも方言なんだなぁと思うより他ありません


> その手の思い込み方言まんまというか、文法の勉強不足は否めず


 古典仮名遣いだけしかキッチリしていないのは、明らかに勘違いに思います
 古文法をしっかりさせてこそ当時の言い回しを想起できるのに、そこが疎かなのはどうかなと

 まぁ古文法と言っても、厳密の敷居は定かに無く(学者でさえ曖昧)

 時代ごとの移り変わりも激しいと言うことで、最近に思い始めたのは
 現代的にも、古文法よりの盛り方の模索や変化形もありに思われます


> 例えば、終止形に付く助動詞の場合、体言に付けても言いように思います
> 勿論、無制限に付けて似合う訳が無いのが、日本語の抑揚です


 ‥この抑揚で考えると言うことが特に欠かせないわけですが
 この抑揚にこだわると
 方言訛りの言い回しが好い場合もあれば、そうで無い場合もあるとの選択に迫られます

 それはそのままに、和歌にもなぜか標準形という感覚が潜んで居るという次第になってきます

 そこに垣間見えてくる照準的な言い回しを
 嫌っていては上達しないのは、如何なる言語とて同じことです

 また

 ‥述べるまでも無く
 普段の言い回しをそのままに使い込もうとしても、納まりきらないし
 捻りも無いのでは、見映えとして芯が通ってこないのもなぜか和歌の世界です

 そこの整いを見極めるにも、古文法の反芻は大事かと


> あと、主観で詠むのか客観で詠むのかです
> 主観で詠む場合の必要と、客観で詠む場合の必要には微差が付きまといます
> そこを捉えようとしないでいては、単に見たまま表現のいじり回しに陥るだけです
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:15 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年09月14日

【勝手句帳】255 30-8-31,9-1,4 其の2静岡新聞掲載分から

↓7)向宜詠吟.2018/09/14

|赤富士や開耶姫の立衣裳          沼津市・万年青大学「俳句A教室」(9-4)

|赤富士や開闢の夢未だ秘め 放つ号砲語らむと


 *木花開耶姫(このはなさくやひめ)、開闢(かいびゃく)

> ‥富士山とて、古代富士の荒々しき活動を
> 人が若かりし頃に思いを馳せるように、内に秘めたる思いとして持ち続けるのだろう
> 赤富士の姿を見ていると、そう思わざるには居られない

  あの姿はどうにも

> 私たちに、開闢の心意気を宗とせよと語りかけているかのようでもある
> そして、必要があればその志を示すこともあるのだろう(くわばら、くわばら)




|四角張る蚊帳の異空に寝息発つ       静岡市・長田寿俳句同好会(8-31)

|兄ちゃんと異空に寝息 蚊帳蛍 なんで死にはる朝にたくさん

|サヨナラを拾う一つに母の顔 死にたる蛍に別れを重ね


> ‥穴ぐらの中が夜になると真っ暗なので、兄ちゃんが蚊帳の中に蛍を放つことを思いついたん
> やってみるとこれが夢のような光景になりよった
> 感動も束の間で、いつの間にか眠ってしまっておった

  朝に眼が覚めると
  動かんようになってた蛍がそこここに居ると思えば、みな死んでおった

> ‥どうせ片付けなきゃいけんからなぁと思って拾い始めたら
> だんだんお母ちゃんの顔を思い出してしまいよって、きちんとしたお別れがしたかったなって
> なんだか無性にかなしくなってしまったん

  めちゃ甘えとうなっても、兄ちゃん寝てはるし
  一人で泣いてもうたわ
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2018年09月13日

【勝手句帳】254 30-8-31,9-1,4 其の1静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/09/13

|逆さ富士踏んで雲湧く田植かな       静岡市・清風俳句会(8-31)

|逆さ富士すべり込んでる五月ハグ ふるさと馬鹿の田植えあいさつ


> ‥うちの三番目のせがれがやんちゃでな
> 水を張っただけの田植前の田んぼに映る逆さ富士めがけて、何を始めるかと思えば

  「富士山とハグや!」

> ‥だとさ、いきなり家族みんなのテンション上げよってな
> それから、田んぼに入ったら入ったで
> 末っ子も又真似てやらかしておるのかと思いきや、ただすっころんでおっての

  今度は半べそさね

  田植え始めの挨拶にしても色々とあるもんだでよ




|谷川を渡る瀬音や河鹿鳴く         沼津市・万年青大学「俳句A教室」(9-4)

|河鹿闇天つ宙まで癒さむと 淵より放つ夏の安らぎ


 *河鹿闇(かじかやみ)、天つ宙(あまつそら)、淵(ふち)

> ‥暗くなると
> 付近の水辺や山村の沢の方から河鹿の小刻みに鳴く声が
> 一層と涼しげに聞こえてくる

  天つ宙まで癒し尽くそうとでも言うのだろうか?

> 昼間のうだるような暑さを思えば、別世界だからなぁ
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2018年09月10日

【勝手句帳】253 30-8-28 其の3静岡新聞掲載分から

↓3)向宜詠吟.2018/09/10

|蟻一匹つま先立ちてみみず曳く       富士宮市万野原新田

|安倍麻生つま先立ちて蟻を牽く テコでも動かぬ恨みを知らず


 *曳く・牽く(ひく)

> ‥今や「安倍自民」「麻生×財務省」ということで、国民の汗を吸い上げることしか頭に無い

  なにが消費税10%の環境は整っただ、ふざけるなァッ

> 私たちは、明らかに「酷民」の扱いを受けている

  過払い金の払い戻しを促すテレビCMの流れない日は無いというのに
  私たちを酷民に仕立てている犯人こそ国債である
  その国債にも有るはずの過払い金の払い戻しの件については音沙汰無しだ

  (テレビまでが、私たちを酷民扱いにも舐めきっている)

  ‥いつまでも、嘘と矛盾がまかり通ると思ったら大間違いだぞ‥




|結び目を緩めた風が脳洗う          静岡市駿河区鎌田

|結び目を緩めたザルが世を乱す 締めても同じ「ザル法放置国家」


> ‥法律の原案のその多くは政府である
> しかし、その下書きは官僚の仕事である
> 原案というよりは、方針が頭に入っているなら、まずは官僚との間に往き来があるはずだが
> そういう話は聞いた例しがない

  原案のこしらえに当たって時間を割くという事になれば、かなりの時間を費やしてもおかしくない
  その様に多忙ともなれば、法律は簡潔に為らざるを得ないのが都合のはずだがそうでは無い
  明らかに、別の所との往き来があるという焦臭さだろう

  ならばこそ

  次なる問題点を仕込んでおかないようでは、草案のお仕事が無くなってしまい兼ねない
  だから、アップデートこそがお仕事と化しているのだろう(解釈の複雑化&穴付き)
  それも、国民から搾り上げる為のアップデートだ

  (Windowsのアップデートと同じニオイだよ)

  そんなことを繰り返していれば、肝心の「公平にあるべき」と言うニュアンスから掛け離れる

  ザル法との声が絶えないのも
  法案までの構造そのものが「ザル」だからだろう


  ‥法治国家と自慢げな国民意識というのも、知らずとザルだったという落ちでもある(残念)
  どうにも、法治国家改め、改めざるを得ず「ザル法放置国家」だった

>  そもそも

  トップが法案をこしらえているだけのような空気のどこに三権分立の理想なんてあるんだよ
  結局は、「お家主義×忖度」の多数決だからな、人事権にしたって三権分立には遠いし
  つまり、御為ごかしに品の良さそうな言葉だけ盛って、欺いてきた構図だよ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 18:52 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

【勝手句帳】252 30-8-28 其の2静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2018/09/09

簾捲き富士の絶景旅の宿          焼津市・矢車俳句会

片すだれ富士端然と宿に射す 湖畔をはさむ涼ぞしみじみ


 *射す(さす)、簾(すだれ)、宿(やど)

> ‥夏の涼と言えば、「湖畔×富士山」というのが我が家の定番だ
> 予約した宿の部屋に案内されると
> 片簾越しに、端然と富士山が目に飛び込んでくる(見事なもてなしだ)
> 湖畔を挟んでの風景が実に好い、湖からの風がまた心地よい


 (でも、ここでのまったり‥まだオアズケなんだよね、これから遊園地ンゴ!)



|片簾富嶽と座して駕籠に揺る とどまりたくも急ぐ参勤


 *駕籠(かご)
 *外様大名は毎年四月、譜代大名は六月あるいは八月が主なシーズンだったらしい。
  ときには藩主も駕籠から降りて道中を歩くこともあったそうだ。

 参考:「本気でキツい参勤交代」の知られざる裏側


> 殿、富嶽が一層と大きく見えて参りましたぞ
> うむ、相分かった、簾を揚げてくれ

  ふむふむ、相変わらずと見事な姿じゃ

> しかしどうして、こうも、駕籠に揺られて見なぁならんのだ(視野が低い)
> まぁ体調を崩していてはしかたがない

 (いつも思うが、ここらで歩を止めて泊まり込みたいところだな)
 (だが参勤の道中だ、ここは富嶽と座してやり過ごすよりほかあるまい)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:57 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

【勝手句帳】251 30-8-28 其の1静岡新聞掲載分から

↓9)向宜詠吟.2018/09/08

|まず眺めどこから崩すかき氷        焼津市・矢車俳句会

|減ってゆく残り湯にさえ春惜しむ 明日の出撃ちょっとヤバイ


 *明日(あす)

> ‥ミサトやシンジの入った湯になんて誰が浸かるもんですか
> ‥ミサトやシンジの吐いた空気なんて誰が吸うもんですか
> でも、使徒の居ない世界にあたしの居る価値なんて半減するだけよ
> 使徒はあたしの存在価値を示す獲物だから居ないと困る対象‥(ふふふふっふふふ)

  ‥ あたし壊れてるかも ‥



|雁が音やどこから崩す量産機 しりぞくものかあたしの意気地


> ‥こんなところでなんか、野垂れ死んでなんていられないのよぉ
> 量産型だからってなによ(どうせダミープラグなんでしょ)
> あたしの乗る二号機こそが最強だってとこ、見せつけてやるんだからぁ




|バックミラーに見送る母の姿あり小さくなっても私の母なり          静岡市清水区渋川

|狂っても死んでさえも母の影 それでも大好き小さな想い


 * 惣流・アスカ・ラングレー

> ‥あたしの原点が
> あんなちっぽけな幼いままの甘えたい盛りのあたしだなんてぇ
> あんな気が狂っちゃって見向きもしてくれなかったママに、甘えたい盛りのままのあたしだなんて
> 人形をあたしと思い込んだまま自殺しちゃったどうしようもないママだったのに
> それでもそれがあたしの一番に大事な気持ちなのよォオオッ!!!


 (蓋を開けてみれば、馬鹿シンジと同じじゃない、ばっかみたい)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:27 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年09月05日

【勝手句帳】250 30-8-24,25 其の2静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/09/05

|お地蔵へ椎の若葉と揺るる        浜松市・白魚火梧桐句会(8-24)

若葉風旅のゆきずり'笑ひ地蔵'くだけたおもてに掌を合わせ

|いつしかの地蔵の里へ青葉闇 まさかここも里の抜け殻

|空蝉や里は果てども地蔵居り ひたすらの西日に祈らざらね


 *掌を合わせ(てをあわせ)、祈らざらね(祈らずにはいられない)

> いつだったか、印象的な笑顔のお地蔵に掌を合わせたことがあったっけ
> (確か、若葉の季節だったなぁ)

> ‥なんだか急にまた、あの時のお地蔵に会いたくなって行ってみたら
> その里はすでに限界だったらしく、すっかり抜け殻だった
> (鬱蒼とした青葉に包まれていたよ)

> お地蔵だけがどうにか居ったにはおった
> ひたすらの西日の差すだけの無念に、祈らずには居られなかったけど
> なにをどう祈るべきかを自問自答していただけだったなぁ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:23 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

【勝手句帳】249 30-8-24,25 其の1静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2018/09/02

|故郷の空深閑と富士灼くる         富士市・富士かりがね句会(8-24)

凪灼くる富士の威容と沼津松 海岸沿いの暮らしの絆


 *凪灼くる(なぎやくる)

> ‥風が凪いできたな
> 見上げれば、富士山に夕日が差していて
> その御姿にも威容がましておるなぁ

  まるで、沼津の海岸沿いに連なる千本松原の祈りの如しだよ


 ‥かつて
 沼津の海岸一帯の松原は村民の手により形成されていた(塩害予防の防風林)
 ところが、山暮らしの潮風に無知な武田軍が侵攻してくると
 何も知らないもんだから、すっかり伐採しちまったという(山猿ぶりだよなぁ)

 その後

 高徳な僧の手により復活を遂げたという事だが
 以来ずっと、この千本松原辺りの住民は、権威に対して冷ややかな眼差しだ
 その牽制は、今や、鉄道高架の反対運動に結実している

 (コンビナートも新幹線誘致も反対だった)

 これこそが、地域の結束パワーの証しなのだろう


  ‥そもそもにして
  富士山が見えなくなる壁を築かれてたまるかってんだい!!
  相模大野の駅もどきが「数q」に及ぼうなんざ、キチガイもキチガイの沙汰だよ
  かなりの範囲で、故郷の景色が消されちまうってのは、3D映像にするまでもない

  「なにが利便性だよ、不幸の押し売りだろうが!」

 (川勝県知事の富士山推進と真逆なのに、未だ誰もツッコまねぇ)
 (真逆と言えば、ふじさんミュージアムの建物に表現された形でもあるからなぁ)
 (ずばり、ふるさと何チャラとは建前で、本音が「カネ儲け」にしかないんだろうなぁ)




無数右往左往に灘を曳く         浜松市・白魚火梧桐句会(8-24)

|灘尽くす凧揚げの声 風を超え 夢は大きく元気は高く


> ‥遠州灘海浜公園グランド一杯に、凧揚げの声が広がっていく
> それは、風を捉え、風を超え、さらに高く一杯に
> 無責任にも、度を超えて問題沙汰にならないように
> こうして、灘一杯にではなく公園サイズでの催しだよ

  そう考えると

> 風に煽られての勢いのそのまんまでもある
> その程度の気分高揚の催しにも見えてくる


 ‥でも、その配慮こそ、「暮らし」に「繋がり」にという事だろうよ‥


 人の夢がどんなに大げさを見せようとも
 その白黒の土台として、自然への慮りに帰結せざるを得ないのだ

 (そこにこそ、健全が宿るのだ)
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2018年08月29日

【勝手句帳】248 30-8-17,18,21 其の3静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/29

|「南部」より「江戸」へと風鈴換えにけり齢重ねて聴力衰え    焼津市・はまゆふ短歌会(8-18)

|「南部」より「江戸」風鈴換えにけり 都市部限定アベノソンタク


> ‥東京オリンピックを実現させる為にも、まずは誘致を勝ち取らなければならなかった
> そこで安倍総理はこう言った
> 「フクシマはコントロールされている」

  それが嘘のコントロールだったて次第は、今や、白黒付いている

  ‥何もかもが‥

> 東京オリンピックを優先したがゆえのどうしようも無さだった
> それがその後に、アベノミクス下での格差に広がった
> 誰がどう見たって、復興をテコに、都市部が得をした形にしか見えてこない

  ‥今から思うと
  アベノミクスの為の忖度を自ら演じたような形だもんなぁ
  あれこそが安倍晋三の嘘ハッタリの実力見たりってところだろうなぁ‥(まさに下克上公方や)




|子の腕の細き点滴蝉時雨          沼津市・片浜松風句会(8-21)

|子の腕にまさか点滴蝉時雨 心頭ならざる死線を看取る


 *心頭ならざる(しんとうならざる)
  ‥「心頭滅却すれば火もまた涼し」ならざる
  ‥を短縮した誤解されやすい表現だが、敢えて模索。
  ‥怒り心頭の意。
  (どちらかというとこちらにも落ち度はあったかも知れないが、比率はそちら寄りとしたい心境)


> 大変です社長、心頭ならざるユーザーからのクレームが殺到しておりまして
> つまり君、リコールありきの炎上かね?
> いえ‥炎上にまでは至っていないとは思いますけど、今後の対応次第では有り得るかもと

  「なんだね、それじゃ、すべてが私の責に成りかねないって事かね?」

> ええまぁ、下の出る幕じゃありませんので‥社内的には器の見せ所かと‥


 「‥ヨシ良いだろう、責を取り無くないがゆえに
  順風に胡坐を掻いてきたのが、伊達じゃないってところを見せてやるッ」


 (‥へぇ?、ヤバいっすよ社長・・・緊張しすぎ??)
 (‥真逆の意味に整っちまってるやんす、株価が落ちるWWW)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:51 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする