2018年08月11日

【勝手句帳】237 30-7-31 其の3静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/11

|「この命無駄にはせぬ」とつぶやきて駆除されし野生鹿解体人           吉田町住吉
|「この命無駄にはせぬ」と猟師の血 駆除鹿・猪・熊のシチュー            手直し


> どう見ても「駆除されたのは○○の解体の人」

  ‥矛盾含みの中途な言い回しの此れで特選??‥

> さて問題です
> 解体の人を駆除したのは何者でしょうか?
> 次の三つの中から選びなさい

  1)獣
  2)食中毒
  3)放射能

 ‥さすが特選だけのことはある、真夏のホラーやん!


 ‥ちなみに
 特選に選ばれれば、なんと金一封!(これで大一枚かよ‥うんざりな夏バテボケな選‥)
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2018年08月10日

【勝手句帳】236 30-7-31 其の2静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/08/10

|ふる里は母だ癒やしだ青い海        静岡市・退福共川柳グリーンの会(7-31)

|ちゅら海は母だ癒やしだ青春だ 基地キチガイの埋め立てなんざ


> ‥基地建設の意味とは、イコールで火薬庫である
> 火器砲弾の出入りが行われるわけだが
> オスプレイを100機導入するという意図が不明だ
> まさに、戦争の下準備と言わんばかりだ

  では、なぜ、基地を移動させる必要があるだろうか?

> ‥オスプレイの導入に反対運動が起きてるから
> 反対運動というテコを利用して、基地移転を持ちかけている
> 「海岸沿いなら問題ないでしょ」と言わんばかりの空気にすり替えている

  だが、海岸沿いにあるメリットが、軍事作戦上の有利をももたらさなければ意味が無い

> ‥そりゃまぁ補給が手っ取り早くなる
> ‥出入りの艦船が標的にされる対応としても、オスプレイ威嚇は当然の選択肢(不自然は無い)


  それはそれで、軍港への道を暗示させている
  あれは基地工事などでは無い、軍港への創設準備さ

 (後々の埋め立ての拡張も織り込み済みだろうよ)
 (軍港扱いにあるいくつかの港の解放を条件にちびちびやらかそうってんだろう‥もはやパターン)
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2018年08月09日

【勝手句帳】235 30-7-31 其の1静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟2018/08/09

|青鷺よ君はカントかデカルトか        浜松市東区天王町

|青鷺よ君はカントかデカルトか 日々ぶらぶらとバキューム食い


 * https://www.philosophyguides.org/


> 考え方の道理を理性に求めて、その特徴を理解し得ようとも
> ヒトのやりたい欲求は異なっている
> 理性のスタート的解釈が、道徳としての水準器に生まれ変わろうとも
> ヒトのやらかすことに、後悔、反省、改善に至る反芻が見られないなら
> 理性なんて持ち合わせていないも同然じゃないか!?

  そんなのはあれだよ

 ‥青鷺が自分の人生を満たそうと獲物を丸呑みするのに必要な理性の量を見逃しているだけだよ‥

> 個々の欲求に必要な理性の大きさが違っているのに
> もっともそうな理性批判なんて始めから成り立つわけが無い!
> それすらも問えない職業哲学に未来なんて在るわけが無い!(鵜呑み野郎!)
> 哲学のそもそもは、理性の有り様における啓蒙に至るべきだったように思われる


 ‥それがなぜだか

 ヒトの自由において、自由を縛り上げる理性など不用・不自然というのが時代の展開だもんなぁ
 ニーチェ哲学を最強として、どっぷり学んじゃってる人たちほどそんな感じに思わざるを得ない


 ‥「思う」と「在る」の分離が始まるとまさにそんな落ち度に嵌まり込む
 「自分には責任がございません」と嘯(うそぶ)くすすめの如しだもんなぁ‥(ばーかっ)

 ‥此に哲学的な訂正を加えるならば
 「思う」と「在る」には距離が存在している
 二点の距離がゼロに向かうように、努力するかしないのかの差こそが「理性の強度」かもなぁ


> そこに義務はあるかって?(そういう批判からやらかしたのがカントだよ)


 ‥理性の強度に挑戦するかしないかで
 明らかにヒトとしてのパフォーマンスに差が出るようなら、やらざるを得ないだろうよ
 実際そこには、仏教の定着した日本流と、していないグローバル世界との差があるわけだよ

 (実証済みなんだぞ、諸君!)
 (カントだって、DQNな批判からやらかしているようでも、当人は厳格な義務遂行者だ)


 ‥今時代に日本流を以て疲れやすく思われるのは、理解の不一致が発生しているからだ
 主義の交錯した世間様でのスムーズは、険しいばかりだからなぁ

 (不器用なくせに主義だけ変えて、本音は昔のままというのが倦怠感のそもそもだよ)
 (欧米化しちゃってるから、主義も本音も食もごっちゃだろうからね)


 ‥まずは、自由批判からやるべし
 いくら自由でも、自分の許容を超えると途端に詰まらなくなる
 思ってもいないのに在るが押し寄せてる状態だよ(そういう時代色だからなぁ)
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2018年08月04日

【勝手句帳】234 30-7-27,28 静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2018/08/04

街道や旅人の在す木下闇          沼津市・きさらぎ句会(7-27)

一里塚旅人ありき木下闇 江戸の足音遠き日々


> ‥一里塚とは、旅人の休息の為に設けられた木陰
> 昔から見られたそうだが、全国規模での設置を見たのは、時の天下人徳川家康の頃
> さぞや、さすが天下人と謳われた事だろう


 ‥そこで思う疑問とは
 関所で止められがちだったりすると、さほど有り難みに欠く矛盾した政策だ

 ‥とはいえ、戦時配慮は残ってたわけだから
 江戸時代の関所は、各藩で考え方が違っていた可能性はありそう
 そもそも外様大名のくせに、関所を設けて外を警戒する意味が無い!(むしろオープンであるべき)
 すすんで警戒をやらかしていたのは、加賀藩とか薩摩藩あたりだけだったに違いない
 あとは渡航に虚偽を掛けられたくない土地柄だったように思われる

 (参勤交代でも距離感目安に大活躍だったろうから、公平な先読みでもあった‥??)



|マイナンバー太閤検地に酷似して きちんと搾る上から目線


> 同じ天下人でも豊臣秀吉がやらかしたのは、「太閤検地」×「刀狩り」
> 今から考えるとマイナンバー政策と変わりがない(税の徴収計算の効率化だし)
> ‥当時もきっと愚痴愚痴だったに違いない(地域によっては一揆あり)

 * 池田盛周(いけだもりちか)‥検地一揆に加勢した武将。


 ‥抗えないように、「刀狩り」までやっちゃったとは、信長でも驚くだろうぜ
 (抗う手段を取り上げられちゃうなんて、信長にしてみれば有り得ぬ現実)
 ‥家康からしてみれば、恩の字だろうけどな
 (若い頃に、一向一揆で辛酸を舐めてるから、触らぬ神に祟り無しの口だったし)


 ‥ぶっちゃけ
 家臣の人気取り政策だ(今の時代とさして変わらねぇ)
 石高がしっかりしてないと、公平に褒美れないからな(秀吉はその辺に細かい男だった)

 (マイナンバーにしてもほぼ同じ流れだ)
 機械にやらせれば良い仕事は、できる限り簡潔にしようとの空気があるからなぁ

 (すると、役人は、税収洩れも減り、晴れて週休3日とか4日をやらかす時代に及んだりしてな)
 それぐらいにやらかされては、「消費税廃案」って話にもなるだろうよ

 ‥そうなると、今度は、公平な税負担論が崩壊するってわけだな‥
 (平均給与を上回るその口で、公平な負担とか、端から崩壊してるけどな)
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2018年07月29日

【勝手句帳】233 30-7-20,21,24 其の2静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/07/29

くぐり戸にひと花小あじさい      清水町・清流句会(7-24)

|躙り入る奥に一差しさ紫陽花 さあらぬ顔で梅雨の問い掛け


 *躙り口(にじりぐち)

> ‥紫陽花を生ける印象はシンプルに平凡だ
> そんなそのまんまの花瓶に一差しが、小さめながらも置かれていた

  躙り口から入ってきてそれを目にしては、「ひねりがない」と思わざるを得ない

> ‥茶席にもてなしてる方はと言うと
> どうにも然あらぬ顔だよ

 (まるで‥文句があるならお前で考えろと言わんばかりだなぁ)


 ‥ということで捻ってみた
 例えば、雨の日だったら
 紫陽花の花びらを水盆に一毬分バラして散らし
 そこに手頃な大きさの別の枝&毬を剣山に差して配置(足下は散らした花びらを寄せて隠す)




|雨上がる阿弥陀の手より蜘蛛の糸      清水町・清流句会(7-24)

|蜘蛛の糸垂れたるアジサイ通り雨 降らざる梅雨に救いの滴


 *滴(しずく)

> ‥梅雨に雨が降らない‥だからだろうか?
> アジサイに蜘蛛の巣が張っているのを見つけた
> 通り雨のあと、再びそこを通ったら
> 蜘蛛の巣は、雨に壊されて垂れ下がり、滴にまみれていたよ


 (アジサイにとっては救いの滴でも、蜘蛛にしてみればとばっちりだよな)
 (そんなたわいない日常の寸劇風景ほど、印象深く心に残るのはなぜだろうなぁ)
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2018年07月28日

【勝手句帳】232 30-7-20,21,24 其の1静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/07/28


|延期などござらぬ顔や炎帝下 前例得るまで死の行進


> ‥皆で死にそうな暑さとか口にしているのに
> アホみたいに予定通りを果たそうとするのは
> 安全装置だけが正常に作動しないリコール対象だよなぁ

 (生活セキュリティからして脆弱だし、どうにも毎日が死活だよ)

> ‥それで犠牲が出るまで、誰しも声を挙げないのは
> お互いを奴隷に扱ってる程度だよなぁ
> 日本には奴隷文化が無いとか自慢げだけど(薩摩藩は奄美に‥)

> そんなこたぁねぇ、どうにもそろって奴隷扱いの端境を行進してるじゃないかッ

  もとい

> 日本には奴隷文化はありませんが、世界に自慢のロボット文化ならございます
> 誰しも皆、中止命令が中央から下されるまで、愚直に命令通りのロボットでーす(ポンコツめッ)




|請け負えば犠牲ありきの改善慮 其を三流と自覚せよ


> ‥仕事を請け負うにしても、誰も完璧な人間なんか居やしねぇ
> なのに、完璧な誠実を前提に、当てにしているという矛盾
> さらに、一流などと傲っている愚かさ

  そもそもだ

> ‥「犠牲ありきの改善」なんて落ち度は、責任を負いたくない精神の現れだよ
> 自ら判断して一流が拓かれるはずだが、そこがめくらの世間だよ
> 物事への判断を先手だって果たせぬ輩に、一流もクソもねぇ、そんなのはすべて三流止まりよ


 ‥お互いに、矛盾した構造に自覚が無いからそうなる‥


  ‥一流とは、対話ありき協力ありき相互理解ありきの世間観である
  ‥そこに成果主義を設けるから怪しくなる
  ‥個人で頑張れるのは、三流まで!

  (三流のくせに一流などと思い込む‥お馬鹿の多量的なのも成果資本だからなぁ)


 ‥対話も無いのにトップダウンこそ一流の判断とか、どれほどのお馬鹿ですか?‥

  ‥自己判断は所詮、火事場の三流判断にしかないから
  ‥普段からの対話と理解協調が欠かせないんだよ、ちみ
  (切羽詰まってるときの判断ほど当てにならない次第も無い)

  そして

 ‥腹黒いor無知ほどに非公開
 ‥対話が無いから、部下による気の利いた先手なんて期待できない
 ‥むしろ、部下の想定外の好成果は嫉妬の対象(それが成果主義)
 ‥俺を通せとか、その前に、お前の腹を明かして語れよ(成果競争だから有り得ない構造)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:11 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

【勝手句帳】231 30-7-13,14,17 静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2018/07/24

|敷き藁に数多の西瓜鎮座する五センチほどの黄緑の玉         三島市・銀杏樹の会(7-14)

|鎮座せる万の価の西瓜様 どや顔殺しや贈呈用


> ‥北海道産「でんすけすいか」の高額競り値に、鼻血ブーっす
> 一玉買える金額で、夏日に毎日西瓜が食える(おつりが来る)

  こげな金額で西瓜を買うって、何だろうなぁ??

> どうやら
> まっ黒いスイカなだけに、贈呈用にどや顔しようって腹黒い需要かぁ‥
> ‥尤も、価格が価格なだけに、どや顔キラー間違いなし


 (貰ったら、お礼に一言言ってやろうぜ)

  ‥甘すぎるスイカって、カブトムシが死んじゃうんだよね
  今度は、カブトムシと普通のスイカが好いなぁ

 (あかん、これじゃ農家キラーやん)




雨垂れの音吸ひ込めり濃紫陽花       静岡市・満点句会(7-17)

|イトウ影滝壺の音吸ひ込めり 潜む大物幻のごと


> ‥伝説のイトウは超大物
> そんな影を見ちまっただぁ
> 滝壺の音を吸い込むように消えていっただよぉ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 12:53 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

【勝手句帳】230 30-7-6,7,10 静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/07/22

焼き上り反り身の鮎に化粧塩        掛川市・南郷桔梗句会(7-10)

|焼き上がる反り身列島「チーン」の音 音を上げたくも片付かぬ汗


> ‥西日本豪雨が去った後は、とにかく空襲の後のようだ
> ただでさえ残骸を片づけなければ、いつもの日常がもどってこないというのに
> 列島がオーブンで反り返るほどの熱さに、まさに焼き上がったような音が上がる

  (でも頑張らないと、それこそ、暮らしが焦げちまうもんなぁ)




流れ作業汗をふく間も無く必至       静岡市・たかね川柳会(7-10)

|流れ作業 太陽刺して脳に無理 けふも汗だく夢が跡


> ‥一軒の泥を片付けるのに、総出の流れ作業だ
> 太陽が照りつける中、すぐに脳が馬鹿になる(フラフラだ)
> 今日も汗だくになって、夢の跡を片付けている

  夢を培った以上に、力を合わせて片付けている事に驚く

> ‥夢の在り方について思い知らされるばかりだな
> 俺ちって、もっと上を目指せたんじゃないかってっさ
> だって、こんな死ぬほどに協力できてるんだぜ


 ‥ゴミが出ないように工夫したくなるし、どんだけゴミの山なんだよ‥


> 誰も彼もが其に無口というのは、どうにも太陽に折檻されてる顔だよなぁ
> ‥地球に甘ったれてたんだろうなぁってさ‥
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:47 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする