↓ 5)1 向宜詠吟.2019/12/06
|ぬばたまの夕影うつす山寺に翅ひからせてあきあかねまふ
沼津市・椎の木短歌会(11-30)
‥ネタの首の視点はよろしいと思いますが
夕闇迫る時刻に、アキアカネの翅が光っていて印象深きを主張しようと
そこに注釈を振ろうとしたとき、「だから何?」の光景しかないのです
その辺は明らかに俳句要素の持ち込みです
「自由に連想して頂いても結構です」としても、だったらもう少しぼかしてしまうのも有りです
短歌とは、そういうものでもあるのですから
|ぬばたまの夕暮れ迫る山寺に 残照惜しむアキアカネ過ぐ
‥秋の夕焼けが綺麗だなあ
夕暮れの迫るのがだんだんと早くなって、山寺の鐘の響きも一層に秋らしくなる
時節は、もうすっかり惜しむ秋なのだ
そんな残照の中に赤とんぼを見かけると
心のどこかで「頑張れ」って思っちゃうのも秋だからだろうなあ
↓ 5)2
|山里の朽ち垣ぬらす初時雨
清水町・清流句会(12-3)
‥こちらのネタの句は俳句だけに写実だけでもありですが
視点を変えないと引っぱり難い形式です
|山畠のついに朽ち垣初時雨 継ぐ者居らず先祖も泣きぬ
‥静岡県島田市には農家の跡継ぎが居ないとのことで
あと10年で、朽ち垣であると報道されました
つまり、大井川鉄道の閉鎖も近いって事ですよ、皆さん
つまり、大井川鉄道の閉鎖も近いって事ですよ、皆さん
つまり、大井川鉄道の閉鎖も近いって事ですよ、皆さん
> 農家亡き里の風景なんざ死に体だからなあ
> 「農村破れて線路あり」などという事では、投資のそもそもが不自然
> 欧米かぶれにも「トーマス号」に乗れさえすればご機嫌なんだからなあ
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