記稿.2021/12/17
> {CRF:qpmin}=10:15
‥エンコードをしていて気がついたのは
輪郭が妙にきついケースが目立つ点だった(とくに文字はくっきりしとしすぎる)
だがこれは、19型と26型での比較になると、途端にどうでも良くなった
(26型ぐらいだと丁度良い)
‥なんだかんだと、いろいろと値をいじったところ
CRF値を下げるとファイル容量が膨らむ、qpmin値を上げるとファイル容量が縮む
CRF値を下げるとくっきりする、qpmin値を上げると平板さが増す
品質と量子化最小値の差を広げすぎると、テクスチャーがごそっと部分脱落する件が発生する
品質と量子化最小値の差を狭めると、テクスチャーのパターンが濃くなる(ごちゃつく感じ)
> 結論からして
>{CRF:qpmin}=10:15は、あなどりがたきバランスを得ていた
‥量子化最小値が無視されているようでいて、考えられる要素としては
CRF値を下げると割り当てビットレートが増える(規格想定からかなり下げている)
その割り当て分が、多量なマクロブロックの割り当てに回ったことで
不足分の品質を改善し(既定の倍)、さらに、量子化最小値の扱いに有り余る余地が起きていた
結果、多量なマクロブロック間のバランスを得る為の平板さを逆に欠いていた
‥つまり、デフォルトのqpmin(10)は
非量子化ソースでのレベル4.1のマクロブロック量を前提としていたのかも知れない
(量子化されたソースでは複雑さが倍になり、必要とするqp幅に変化が起きるのかも)
‥ちなみに、輪郭がきつくなる改善案としてGOPの長さをいじってみたところ
デフォルト値(23)だと19型では丁度良さげに見えても、26型ではほどほどにボケて見えた
(なかなかどうして、モニターのサイズ次第のところもある結果を得た)
‥ちなみに、GOP(5)とGOP(23)の違いで、圧縮率の差が20%ぐらいに及んでいる
だがしかし、テレビUSB挿しでのキュルキュル感はかえがたいのである
(でもまぁ4GB超過ケースでの代替案としては、差し支えないだろう)
> さらに、2880×1620の一次ファイルのまま
> わさb抜き方式にて1080pサイズ・エンコードを行うと
> BDtsソースから直に720pをやらかしてきた内容想定を裏切らない
> (その場合には、レベル6を忘れずに)
ちなみに、算出されるファイル容量は、BDtsとトントンてな感じっぽ
Iフレーム増量で画質もテクスチャーもトントンなんだから
2.25倍からやらかせば、Bフレームも安定して使えてさらに圧縮されるのだろう
(これはある意味で発見だが、コスト面で無謀すぎ)