2021年12月27日

【勝手句帳】r099(21’1221-21'1225)静岡新聞掲載分から

↓(8)向宜詠吟.2021/12/27

令和3'12'21
沼津市・オレンジ句会
|憂き事も楽しき事もおでん鍋


|いそいそと湯気に駆け寄る冬至さま どん底他所にけふの柚子風呂


> 日本の温泉文化は平たく言って公平だ
> 端午の節句の菖蒲湯にしても、冬至のゆず湯にしても
> クソ高い雛飾りやら兜飾りと比べたら割安だ

 (お気楽に横並び行事に参加できるそれは不思議と救いなのだろうなあ)


|憂き事も楽しき事もおでん鍋 温まろうも早い者勝ち


> 鍋を囲んで食べる文化は、一見、公平に温まれる様には見える
> だがしかし
> おでんのように具がまとまった形を帯びてくると、途端に早い者勝ちになる
> それは、豚汁のような鍋と比べれば歴然だ
> 同じおでんでも、好きでもない具はただの残り物なのだ
> これこそが職業選択の自由としたどうしようも無さそっくりで
> 段々と白菜鍋が遠のいていく時代のおでん選択なのだろうなあ

 (農家の高齢化で白菜生産が縮小すると、何?お前ら、中華産白菜で鍋するんか?)
 (しかも、レトルトパックのお一人様用向けになってくる奴で‥)

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2021年12月19日

【勝手句帳】r098(21’1214-21'1218)静岡新聞掲載分から

↓(18)向宜詠吟.2021/12/19

令和3'12'14
沼津市・裸子駿河句会
|そぞろ寒あたふた降りる無人駅


|予算寒あたふたおりるクーポン案 公明案に戻る寄り切り


> つまり、自民党は中抜き常習ありきなお任せだったので(キックバック利権)
> 手間賃についてどんぶり勘定だったという事ですね

> ベーシックインカムにしても同様で
> そこはさすがに儲けすぎだろうというバレバレ危機感が先行していたという事ですね

 (まぁそこはもはや‥インストール型給付にしちまえば関係ないんで‥)

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令和3'12'14
沼津市・裸子駿河句会
|散り急ぐ落葉をまたも掃くことに


|給付金 自民案をまた掃きぬ どこか女房の入れ知恵に似て


> 元々、連立を組むのに半々勢力なんてうまく行きっこない

 素数に例えたら、2の群と3の群で派閥を組む勢いです
 ゲームにならないのは目に見えています(そういう形が自民党なんでしょうけどね)
 すると、少数勢力を馬鹿にする勢いでせう(そのまんまが自民党なんでしょうけどね)

> なので、なんだかんだと、大きいところと小さいところとした形にならざるを得ない
> 大きいところが自分ところの面子にこだわるよりも
> 得手不得手でお任せもありぐらいが丁度良いはず‥

 (始めからそれのコンビ認知だったなら、恥を大きくせずに済んだものを)
 (だがどうにも‥そういう連立ではなかったらしい‥)

> まったく以て連立とした形からしてハリボテだったんだから
> 国民に向けたすべてを‥ハリボテだと疑われるのも自然とした流れだよなあ

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2021年12月12日

【勝手句帳】r097(21’1207-21'12’11)静岡新聞掲載分から

↓(11)向宜詠吟.2021/12/12

令和3'12'07
富士市・富士かりがね句会
|幼子の落葉を追つて風の中
静岡市・SBS学苑静岡校・俳句講座
|穂芒の風の中へと児ら走る

※似たようなのが二点ありまして、連想まとめしてみた‥


|秋風は夢見るこころ問うこころ遊びごころの憩い追いしか


> 秋風には人の心に訴えかける不思議な力がある
> それは、夢を見たくなる念いだったり
> 普段思っていた疑問を解き明かしてみたくなる念いだったり
> 普段とは違った遊びをやらかしてみたい念いだったり
> そういう何かしらの念いを形にしたいと、いつも駆けずり回っているかのようだ

 (そういう空気に感化されて)

> まるで自分が、憩いを求めているかのように流離ってみたくなるほどなのだ
> ほんと秋風は不思議だ、通り過ぎるだけで縦横無尽に誘い込まれてしまうもんなあ

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2021年12月06日

【勝手句帳】r096(21’1203-21'1204)静岡新聞掲載分から

↓(14)向宜詠吟.2021/12/06

令和3'令和3'12'03
沼津市・きさらぎ俳句会
|浅漬と言ひしも手間のかかること

※ どこがネタになってるのかなんて、謎なぐらいの変容パターンなんじゃが‥


|「和発酵」食わぬ輩は異邦人 馬鹿にする奴異性物体


> ‥いつの頃からかは知らんが
> 欧米被れの中には、味噌汁を馬鹿にする輩が居り
> 漬物の類となるとさらに謎めいて見えるらしく
> 納豆ともなると、ウルトラに謎めいて見えるらしい

> さらに「くさや」ともなると、日本人の間でも好みが二分するが
> 兎にも角にも、日本には発酵食にそれの応用食が多岐にわたって見られる

> そういうものだけを食卓に並べて食事を済ますことは十分に可能だが
> 今や、ご飯と塩気中心のけちくさい食事に見えなくもない
> だが、その昔の冬籠もりとなれば、毎日がそれだったのである


> ‥それがトラウマにあるのかどうかは不明だが
> 欧米化にほだされて、日本の発酵食文化を馬鹿にしていた時代があった
> それを覆したのは、なんと外国からの日本贔屓の増化だったりとする

> だがしかし、彼らでさえ、科学的に分析されていないと納得できない輩連中だった
> 結果、腸内フローラルの発見、もとい理解へと及んだ

 (お前らはアホか、科学など知る由もなかった我々の先祖の舌を何だと思っているのか?)
 (つまり、どう考えたって、日本だけが別次元の発酵での応用スタイルを得ていたのだよ)


> それを鼻つまみ顔で否定してしまうクズなら
> そりゃ、先祖ガチャの甲斐も無く、ガチャ失敗に見えちゃうよなあ

 ‥ならばこう疑うべきだ
 発酵食文化こそが、日本たる日本人を造り出してきたのだと
 (発酵食に目覚めた外国人が、和文化寄りしだしたのだと‥)

 ‥振り返れば
 肉食に目覚めた帝国日本が戦争を悲惨なレベルへと昇華せしめ
 経済競争ルールに特化された戦後日本が、世界の食卓に貧困と飢餓を犇めかせたのだッ
 人類全体での腸内環境の改善こそが、世界に変革をもたらす鍵である(とかなんとか)

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令和3'令和3'12'03
沼津市・きさらぎ俳句会
|農機具の小屋に納まり初時雨


|農機具の小屋に納まり初時雨 年度の締めや日本の田んぼ


> 今でこそ初時雨なんて言ってるけど、旧暦で言えば師走入りだよ(?)
> 二十四節気で言えば、小雪の頃合いだよ‥(千年前と比べれば、確実に季節が異なる)

> ‥だからだろう
> 刈田の後を漉き込む地域と、そうでないほったらかしとの差がある
> 無論、刈田の後の漉きこみなんて工程は、農作機械導入以降の技に思われるが
> さらに、ミミズを撒いておくのが土壌造りに適っているなんてのも近年の知見に思われるが

> ‥どちらにしても
> 列島に寒気の入り込む前までに済ましておけが、日本の稲作の年度締めになっている

 (ちなみに凩の前だ‥ここを押さえておけば、俳句での勘違いは起きないだろう)
 (とはいえ、凩報の後に紅葉が盛っていたりするパターンもあるからな‥謎)

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2021年12月03日

【勝手句帳】r095(21’1130)静岡新聞掲載分から

↓(16)向宜詠吟.2021/12/03


|踏み入ればはしゃぎ駆け出す秋の声 食材拾い無我夢中


> 「色気より食い気」‥秋の山や森は、春よりも斯様な気配に満ちており
> 冬備えとした本能にも駆られて、食材となる何かを目にしては、いてもたってもいられない
> という事なのだろうなあ

 (だがそれも食材の見分けが付いてこそだったりする)

 (景色の鑑賞しかできない脳では、キリギリスのままって事で、秋の半分も楽しめていない‥)
 (その程度の表現しかできねえのに芸術とか‥永遠の半人前‥みたいな)
 (いやぁ申し訳ないっすね、てへ♪)

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令和3'11'30
富士宮市・俳句
|牛売りし暗き牛小舎秋日差

※牛小舎(うしごや)


|牛売りし暗き牛小舎秋日差す 忘るるぐらい一杯ならば


> 牛を売りに出した後の牛小舎には、ぽっかりと空いた日差しが差している
> そこは明るいようでも、抜け落ちた影でいつも一杯だ
> 暮らしの仕組みだから慣れるべきだが、こればかりはどうにもわびしい限りだなあ

> これがずっと忙しくて、小舎に溢れんばかりに並んでいたら、逐一思い悩む暇も無いだろう
> それが望み描いた経営だったとはしても、一頭送り出す度にこのザマだ
> 整然と並んで予定通りに出荷されるばかりだったら
> それはそれで、こちらがどうにかなってしまうに違いない

 (そもそもが、デスクワーク勤めが苦手でこういう仕事してる身だからな)
 (そんな画に描いた餅のような出荷暮らしなんか、却ってこっちが泣きたくなるばかりだろうな‥)

> 秋の日ざしを浴びているその暗がりは、「忘れないでね」と言わんばかりだよ

 (海外の大規模経営なんて、ほんと謎だよなあ)

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2021年12月01日

【勝手句帳】r094(21’1127)静岡新聞掲載分から

↓(7)向宜詠吟.2021/11/30

令和3'11'27
富士市・富士川短歌会
|シラス漁か船にぎやかに白波を立てて入江を今出でて行く

※駿河湾のシラス漁には
春漁(3月下旬〜6月上旬)と秋漁(10月下旬〜12月下旬)があるそうです


|シラス船なびく祈願旗 浦うらら 白波蹴立て入江いでゆく


※浦うらら‥春うららと秋うららを都合合体させた強引な浦の活気向き表現

> ‥あれはシラス漁の船だろうか?
> 掲げている祈願旗からしても、時期を考えるとそうなのだろう
> 次次に、白波を蹴立てて入江を出て行く様は、応援したくなるものだなあ

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2021年11月30日

【勝手句帳】r093(21’1126)静岡新聞掲載分から

↓(13)向宜詠吟.2021/11/30

令和3'11'26
函南町・でんでん虫の会
葉の舞台水玉踊って赤トンボ

※この場合の中七「水玉」の連想は「朝露」だろうか?‥だが、季語は「赤トンボ」にある
ならば、朝早くからの赤トンボに驚きを隠せない着目なのだろうか?(だが、葉に止まってたとある)
すると、雨退避休憩中のそれをたまたま見かけたということか?
‥どちらにしても、寝ていたような赤蜻蛉をたまたま発見して、詠もうとした着目らしい
(人の気配に驚いて、トンボの震動だけで、朝露やら雨雫が下にこぼれたのだろうにせよ)
(誰もが、昼に夕に自由に飛んでる赤とんぼしかイメージねぇし、無理すぎている‥)
(しかも、「舞台」って‥一匹じゃ無かったのかよ‥謎すぎている‥)

> こう言うのは、「ダーウィンが来た!」に持ち込んで、撮影GETして貰うっきゃないでせう
> 蜻蛉は、秋の夜に朝に雨時にどうしているのですか?、又、夏との違いは有りますか?
> (蜻蛉に限らず知りたいz‥既出だったら特集で‥)


|雨上がり水玉踊る新樹光 旅の腰折れ先を急がむ


> やれやれ、急ぎの旅の途中で雨に降られてしまったよ
> 雨上がりの新樹光から落ちる水雫が踊っているように楽しげだけど
> のんびりしていられる用向きには無いのだから、さっさと出発だ

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令和3'11'26
函南町・でんでん虫の会
|窓の虫ぼんやり眺め枯葉散る

※はい、下五にツッコミどころがありますね
「枯葉散る」‥それをいうなら「落葉かな」、もしくは散らかる方で「舞う枯葉」が適切かと‥

‥だが、紅葉の後のしばらくのそれは枯葉なので、表現上の「枯葉が散る」自体は間違いではない
単に俳句での作法みたいな空気なのだった
(一般に、俳句での枯葉は散ってしまった方を指し、紅葉との区別を暗黙的に要求する)

‥さらに、「凩」なんて時節があるもんだから、そこが「紅葉」「枯葉」の端境の扱いだったりする
‥さらに、銀杏のような枯れ方があるもんだから、あれを枯葉が付いてるなんて言う人はほぼ居ない
‥さらに、柿の葉の風情を「柿若葉」「柿落葉」とは表現しても「柿枯葉」はほぼ聞かない
(「柿枯葉」と詠んでも、木守りの隣で枝に付いた様か、落ち積もった様かを、約束できていない)

‥ならば「柿枯葉」が有りかというと、其を詠むなら「柿」「木守り」を詠むのが筋である
(未だ「柿」が生ってるのを尻目に「柿枯葉」などとは、柿の木に失礼だ)
そもそもにして、落ち積もった段階で、柿と種分けで語る事自体が「?」だったりする
(つまり「柿落葉」こそが「柿枯葉」を含んで用いられていると考えて良い)


|秋空をぼんやり眺めはらへりし ネガティブわき来るあれやこれ


> 「ああ、腹減った」
> 秋空を見ていると、どうにも腹が減る、まるで野性の本能だ
> 冬に備えての獣の性が呼び覚まされてくるのだろう

 (もはやこうなっては、腹の括り方を選ばざるを得ないなあ)

> 貧困者としての真っ当を決め込むか(餓死&自死)
> 獣とやらを‥やらかしても生き延びるかだ(窃盗&恐喝)
> 「ああ、如何」考えないようにしていても、気がつけばネガティブばかり湧いてくる

 (そうに思うと、秋の行楽ほど、襲撃に持って来いのシーズンなんだなあ)
 (そうに思うと、ハロウィンって、それの締め日or狼煙日って意味臭ぇ‥)


> そういえば、やらかしてたもんなあ‥京王線のあれは本当に事件だったのだろうか?
> どこか劇場っぽくもあって、腑に落ちない節々も感じられて、やらせくせぇけど
> まぁヨイショで、ネガティブやりてぇみたいな、鬱憤を晴らしたい空気はありありだったと‥

 (きっと俺の脳波も‥それらをキャッチ→ネガティブ衝動の形で湧いて来ていたのだろうなあ)

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2021年11月22日

【勝手句帳】r092(21’1119-21'1120)静岡新聞掲載分から

↓(14)向宜詠吟.2021/11/22

令和3'11'19
沼津市・片浜松風句会
露けし馬齢重ねてゆくばかり

※露けし:(季、秋)露にぬれて湿っぽい。和歌などで、涙にぬれている意。
※馬齢:馬の年齢。自分の年齢を謙遜する意。
人生、成果にたるものがなかったとして自己を卑下もしくは謙遜の意。
※馬齢を重ねる:たいしたこともせず、ただ無駄に年をとることの喩え。
上五「露けし」は「や」で句切ってるので、まぁ季語なのだろう
だがしかし、「や」で切らないなら、馬齢に引きずられて景色観よりは心情観が強くなる
その場合の季語感は随分と薄れて怪しくなってくる‥


|露けしき馬齢を誘う手に木の実 愚直の種を食めども播かじ


> 見かけた木の実を拾い上げてみれば、私の人生もそれに似て見えなくもないなあ
> それは少しばかりの何かを得る為の人生だった、涙のような人生を送ってきたようなものだった

> でも、食べてきたのだから、愚直にこなしてきたのだろう
> でも、この木の実だって、食べる目的ばかりになく、播くこともできるのだ
> でも、私の人生に、播くだけのアクションは無かった(無いに等しい)

> ならば、手にしたこの木の実のままのようなのだろう
> 大樹とは差のある歩みだった、大樹を見て良いなあとしか思えない人生だった
> でも、大樹のように木の実を落とせる何かなんて、とても思いつきやしない

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令和3'11'19
島田市・口語俳句勉強会
いきいきと鬼の貌して大焚火


|いきいきと鬼の貌して餅分配 ケチが付こうとよっこら自公


> 首のつながった自公与党が、早速に分配概要を提示した
> でもまぁいつもの辛口の予算盛りに変わりがない(どこが新しいのだろうか?)
> どうにも、よっこらしょとした空気のままの勘違いを貫き通している鬼の貌だよなあ

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2021年11月20日

【勝手句帳】r091(21’1116)静岡新聞掲載分から

↓(13)向宜詠吟.2021/11/20

令和3'11'16
三島市・獺祭鹿の子句会
|霧を裂きゴルフボールの一直線


|霧を裂きゴルフボールの一直線 旗包みにてカップイン(#26)


> ‥昭和に「プロゴルファー猿」というマンガがありましたん
> 超有名作家の作品で、アニメにもなっとります
> 上の句と下の句の間の具体的なところを知りたければ、無料配信あたりでどうぞ

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令和3'11'16
三島市・獺祭鹿の子句会
目が慣れるほどに深まる星月夜
※やはり‥上五に「目が」を含めると発想が制限を受けて八方塞がりになるっぽ
「目が」という説を入れずに、連想に繋げる方向が望ましい(とはいえそれもムズい)


|慣れるほど闇の器に星座在り ロマンと涙盛られたる叙事

※参考:星座図鑑

> 慣れないと分かりにくいのが星座だが
> 星座ほど夜空を器にして語り継がれて来た要素も無い
> それでなくとも、闇に輝く神話は、ロマンにも見え涙にも見える

 (星座を覚えがたいのは、そんな人生なんてまっぴら御免の闇ばかりだからかなあ)

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posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:26 | Comment(0) | 名句にポン/2021中途から不定期分 | 更新情報をチェックする

2021年11月16日

【勝手句帳】r090(21’1112-21’1113)静岡新聞掲載分から

↓(8)向宜詠吟.2021/11/16

令和3’11’12
富士宮市・富士宮早蕨句会
|台風過仏陀のごとき富士の雲

※昭和に台風一過なら、一日そこそこ日本晴れになるのが通例だった
だが、近年はそうになく、気がつきゃ雲が浮いてるような‥
(それだけ‥氷河云々が溶けまくった分の水蒸気量が、程良く散ってあるのだろう)
だがそれにしたって、仏陀のごとき雲ってなんじゃらほい?
(ググって一例が出たが、雲ったって、状態やどの辺に湧くかは各々の妄想ありき曖昧っぽ)


|仏陀富士あったらいいな天高し 頂きによし雲海によし


> ダイアモンド富士にパール富士‥ならば、仏陀富士なんてどうだろう(あったら是非に)
> 頂きの真上に登場するパターンと、山頂からの雲海の上に登場するパターンと
> 二通りの妄想ができちゃうわけだが、物理的に無理に思われる

 (だがしかし、宇宙全史の小咄にこうある)

> 富士山の麓で祈ることは成就しやすい‥とかなんとか‥(マジか?)
> なぜなら、富士山は地球のクラウンチャクラだからだ(こちらは別情報源)

 (で、富士山の麓の定義って?、どこまでの範囲を語ってるの?‥不明‥)

> 1.富士山の山頂から見える視界の範囲
> 2.1の逆で富士山山頂を確認できる場所で且つ見えてる前提に限る(曇りや後ろ向きは×)
> 3.富士山の雲海より下に位置する本州全域
> 4.富士山の雲海より下に位置する地球全域

 (仮に2だとすると、写真等の前でもありということも‥)

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令和3’11’12
静岡市・ランブル静岡句会
|望郷の錆色の空秋終わる


|望郷の錆色の空秋終わる 諦めに来しわたしの恋路


> どうやら私が郷里に置いてきたのは、初恋だったらしい
> 未練はあったけど、にぎやかな都市部に憧れてやって来た
> でも、隙間を埋められるような恋は見当たらず、忘れようとしていた
> だけど、忘れられずに今に至るのだ
> どうして置いてきてしまったのだろう‥

 (不景気&格差拡大だったのを知っていたらと思うと、あの時の私の選択が残念でたまらない‥)

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