2026年06月25日

【ネタ文学】木材を中途中途に強制拠出させるなら‥契約枠に入れてしまえばイイのでは??

↓4)記稿.2026/06/25

 ‥第一殿下、失礼ではありますが、どうせなら、はじめから開拓騎士との契約の際に
  必要な太さ、必要な本数をあらかじめ指定してしまえば良いと思うのですよ。
  そうであれば、向こうにしても
  いつ来るかわからないような強制搬出にブツブツとした不安を抱かずに済みますからね。

  それに‥偽りなく開拓騎士を推していくというのなら‥むしろそうであるべきだと思います。


> 「素晴らしい」良い所に目を付けましたね。
> ですが皆さん、それを開拓騎士との契約内容に示すには、より具体的でなければ通せません。


 ‥それを行おうとすれば‥
  国中のどの地圏領、どの六爵領、どの農村部を巡り歩こうとも
  常に変わりばえのしないデザインとした「商協」「農市」を目の当たりにする事に成ります。

  ついでですので、関所用途の太い柱資材も含めてしまいませう。

  さらに初期の経費を抑えたいのですから
  「商協」「農市」の数を多めに見積もった木材で以て
  ちゃっかりと爵館の資材に回すとの考え方もできますね。

  ‥どちらにせよ‥
   将来的には商協の用地も数カ所に及ぶでせうから、予備はあっても困りません。
   乾燥してある木材が手元にあれば、いつでも対応できます。


 ‥皆さんがそれでイイというのなら、神所との共通デザインへの着手という形になりますが
  賛同する方は挙手を願いします。まずは、賛成意見の度合いを確認しておきませう。


> 「素晴らしい」全会一致のようですね。では、その様にすると致します。
> これにより、新しい流通とした形体が成り立ちます。お話ししませう。



1-4)1

> 元々の契約内容の木材を現物ないし札で開拓騎士が、各爵領に納めに来るわけですが
> その際、いくら契約内容だからとて、手ぶらで帰すだなんてありえません。


※ 双方向物札転換魔法を扱えぬ者は、優先的に爵領地に近い村を割り当てる。(ここ重要)

 ‥そこで、開拓騎士用の領徒カードを用意しておき、その際に1枚ずつ渡すとしませう。
  その領徒カードには、それぞれの開拓騎士に村長とした名義サインをして頂くわけですが
  その横に「村からの遣いの者、三名まで可」と付け加えておきましょう。

  (それだけで特別なカードに仕上がります。有効期限は開拓完了までとします。)

  ‥開拓騎士の中にも‥
   領徒カードを、見た事も、使ったことも無い者は居るでせう。
   そのようなままでは、村人への説明もままなりません。

 ‥なので、それを渡す際にこう付け足します。

  「まずは使ってみるが良い。そうそう、当分は、チャージ代金には木材札で良いぞ。
   チャージのやり方については、商協で、直に訊くが良い。

   その際の木材札の中には、薪材札の他に
   規定サイズのオーク札を1枚入れるように、合わせて六本である。

   オーク札の間に合わない場合は、薪材札で八本分を所望するが
   それの支払い分がなんと商協での買物の際に、金貨6枚分に化けるのじゃ。
   それを元手に商協で売られて居る「酒」なりを購入するが良い。
   村の者を遣いに寄こして購入させるのも許可するゆえ、自由に使うが良い。」


> 勿論、村の者のほとんどが領徒カードを知らないわけですから、それの説明する為にも
> まずは、自分で買物をして帰ることになるでせう。


 ‥当然、遣いに出された村人らは、恐る恐るこれまた見慣れない関所を通るわけです。
  村長(開拓騎士)から借り受けた領徒カードを差し出したなら
  こう説明して行きませう。

  「どうだお前らも、自分専用に領徒カードを手にしては?

   カード代金の基本は銀貨五枚だが、ここ十年ぐらいの間なら同等分の麦でも野菜でもイイぞ。
   これは、親神所と王様からのお達しである。六爵様同士でも了解済みである。
   まぁどちらにせよ、村長からの借り物カードがなければ、一人につき通門税で銀貨二枚なり。
   こちらは鐚一文まけられねぇ。
   但し、自分用のカードを手に入れてしまえば、二年置きに銀貨五枚で済む。

   それからお前ら、村長から木材札を代金代わりに預かってきてるだろう。
   それをチャージ代金として、商協で支払えば、商協での買物が金貨六枚分になるって寸法だ。
   それのその時その時のチャージ代金もまた、麦でも野菜でもイイとのお達しだぞ。

   まぁ爵領までそれらを運ぶのも大変だろうから
   それぞれの農村部に商協と同じような農市ができてからでも遅くはないのだけどな。」



1-4)2

> 「くくくっ」「ぶはははぁ」「くすくすくす」
> (いやぁ第一殿下もなかなかにお人が悪い)


 ‥その話を聞いた途端に、議場に居たすべての貴族が、其の話の全貌を理解して
  そつなく訪れそうな‥明るい未来像を思い浮かべて、失笑してしまったのだった。


  ‥‥この話、実は‥‥
    開拓騎士との直接取引の場合にもなると
    酒樽の中身と値段の兼ね合いに察しが付いてしまうので、値引き交渉が常に絡むが

    村人に対しては、多少なりと価格を釣り上げる代わりとしての
            水による多少のかさ増しで間に合わせておいてもそつなくやれるのら
    棚のコーナー分けとした、違いで以てそれを分けておけば、まず問題化せず
            量産化が軌道にのるまでの過渡期の対応をうやむやにできるのら
            (中世風‥物々交換時代のあるあるどえす)


> まずは、酒を飲めればイイ、村人への労いが通用すればイイ、顔が立つならまぁイイか
> (村人の遣いで買ってきたのだから、村長のヘマには成らないという点が重要どえす)


 ‥この三拍子さえ整えば、あとはもう‥
  村人一人一人自ら、自分用の酒樽GETを目指してGO!!‥なのら
           開拓のお手伝い(株抜き)を率先的にやってしまうしかねぇのら
           拓いた土地には、そそくさとした作付が行われ
           農市を通じて商協に届けられる‥流れどえす

  其は、自分たちが飲み乾したあとの空樽に、野菜などを詰めて売りに行く風景なり
  樽に入れてあれば、樽ごと札にできてしまうと言うあら不思議、農市側のお仕事が超手軽
  (但し、札にできる人材が不足しそう、札の扱える行商人は大歓迎‥みたいな)


 ‥‥そうなるとどうしたって‥‥
   麦畑用地ばかりの開墾に精を入れるのではなく
   一戸あたりで、自由にできる畑用地が欲しくなると云う次第に及び
   一戸1エーカーとした施策が、当然とし出すのだった
   (とはいえ、完全に区割り整地までは、してらんねぇのだから整うまでは、畑分が優先なり)

  ‥それはそれで‥
   すっかりと、村の戸建てのデザインからして、想定で決まって行くような流れにもならん
   (まぁ決めておかないと、全国各地で陳情沙汰になりかねないどえす‥‥ここ重要‥‥)

 (気候性土地柄とした都合もあるので、そこはさすがに地圏領ごとに多少なりと違うわけですが)



1-4)3

> この新しい流通の流れから第一殿下の豚計算が突然として整いにけり
> 試算を並べてみよう


 ‥想定せる流民人口312000人
  親神所と王都ではすでに一杯一杯なので‥26の地圏領に丸投げするように仕向けた場合
  平均12000人ずつなり、六爵分だから六で割ると二千人
  (バリバリの雇用想定枠どえす‥‥現段階では大工関連を大募集に御座‥‥)

  都市部にいた貴族+商人+職人が、26の地圏領に散らばるとして
  平均2500人:2500×6×26=39万人(親神所圏と王都圏では合わせて4万人超?)

 ∴ 地圏領ごとの六爵領で抱える想定総人口
  (2500×6)+12000=27000人(一爵領4500人)


 ‥現状の村から得られる麦は、800人分−種籾分=700人分
  村長の取り分を考慮すると、{村:六爵=500:200}
               200人分×300村=60000人分(一爵:1万人分)
  村の取り分500のうち{村:村長=400:100}
  村長の取り分100のうち{村長:まとめて管理分=20:80}
  (実質的には2村を束ねると取り分は200で、予備が20増えるわけだがそれはそれ‥)


  ‥その80から得られる養豚枠は‥
   80×200キログラム=16屯まで 初期段階では{オス1匹:メス14匹}程度まで

   14匹の雌豚から春と秋に10匹ずつ子豚が増えると
   140−40=100匹(村の取り分、春秋の合計200匹)、40×300村=12000匹


  ‥村の場合、子豚の養豚用の麦餌はほぼゼロ
   開拓村長だって自分の馬に回したいし、時には人だって雇いたいのら

   なので、やせっぽちだろうと、トイレ豚分を野菜屑やら残り物で養うとするも
   残りは、発育の悪そうな順から適当に、食っちまうしかねぇ
   (空樽が有れば、諸々とした子豚の燻製やらを札にできる‥開拓村長次第なり‥)


  ‥地圏領想定都市部人口27000人を3で割っても9千戸、一戸にトイレ豚は十分に回る
   残りを六爵管理で一爵500匹を養豚(500×300キログラム=150屯:麦換算750人前)
   春秋で二回なので1500人前 10000−4500−1500=残り4000人分(馬餌:千頭分)

   (麦の馬餌総計六千頭分は、圏外から来る隊商の馬餌の買い求め分を含む)
   (持ってないとか‥どうしたって恥ずかしいのら‥早馬分も必要なり‥)
   (ちなみに、六爵側でも麦作付はやるにせよ、それ「酒用」どえす) 

   春豚が成長した頃に秋豚と交換回収し、養豚分の残りと共に冬の干し肉・腸詰めに(領民用)
   春になったら秋豚を春豚と交換回収し、干し肉・腸詰めに
   (こちらは、行商人やらの旅食用とするも、樽札にて余った分は領内での冬用に)

   (鶏に目を付けるか否かは領主次第、町人次第、村人次第なり)


> 初期段階としては足りない地圏領やら村も出るだろうけれど
> そこは商人の足で、どうにか間に合わせられそうな想定に‥(まずは五年の辛抱なり)


 ‥王都から種豚?子豚?を輸送する分を地圏領ごとに4500匹送り込むと
  144000−117000=27000匹、親神所と王都で分けると13500匹(程々の数にまで減らせそう)

  ‥地圏領の六爵に丸投げから、三百村への丸投げにまで拡大させることで、どうにか回りそう



1-4)4

 ‥なるほどなぁ‥
  だから、地圏領ごとの物資の過不足まで合わせて早馬で伝達し合おうというわけか。


> まぁそれにしても、麦畑が拡張されても40戸のままなんだよなぁ。
> 村に残るには、手に職を付けるしかねえ。(エグいねぇ‥)


 ‥すると‥
  爵領側の都市部に出る為にも、技術を身に付けて程度%が村に戻る為にも
  領徒カードを手にしたくなるというより、もはや必須だな。

  10年〜15年のスパンですぐにそんな風景に成り代わるよなぁ。
  だが、物々交換の時代で大目に見てきた時代が終わりを告げて、それとなく銀貨重視に変わるぞ。


> まぁ俺たちの時代よりは、ずっと中核部に人口が集まりやすい環境が創出されるわけだ。
> それを一塊のギルド風情だけで仕切ろうったって無理があらなぁ。(ここでは商協を指す)



posted by 木田舎滝布麓 at 23:33 | Comment(0) | 異世界観テンプレ「麦穂の園」 | 更新情報をチェックする
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